5年ほど使っている、秀岳荘のロングスパッツ。
登山や狩猟で使っていますが、今でもお気に入りの道具のひとつです。
僕の住んでいる地域では、雪が積もるときはそれなりの量になるため、そんな日はゴアテックスのゲーターを使っています。
ただ、それ以外は基本的に秀岳荘のロングスパッツばかり。
このスパッツは厚手の綿布で作られているため、藪の中を歩いて枝などに引っ掛けても、簡単には破れません。
何より、使い込んだ綿布の風合いが格好いいんですよね。
もちろん欠点もあります。
ひとつは重たいこと。そして、ゴアテックスのような高い防水性は期待できないことです。
狩猟では朝露で濡れた草むらや藪の中を歩くことも多く、スパッツが濡れてしまうと冷たく感じることがあります。
そのため、僕は昔から年に2回ほど、自作のグリーンランドワックスを塗り込んで手入れしています。
今回も猟期が近づいてきたので、いつものようにワックスを塗っておくことにしました。
秀岳荘のロングスパッツにグリーンランドワックスを塗る

今回使うのは、自作のグリーンランドワックス。
自作している理由は、母がキャンドル作りを趣味にしていて、材料を安く手に入れられるから。
以前からフェールラーベンのズボンやコットンタープなどにも使っているもので、ロングスパッツにも年に2回ほど塗り込んでいます。
ちなみに、グリーンランドワックスはフェールラーベンから市販品も販売されています。
僕が使っているのは自作したものですが、どんなワックスなのか気になる方は、こちらを参考にしてみてください。
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といっても、特別丁寧に塗るわけではありません。
多少ムラになっても気にならないので、生地の表面にひたすらワックスを擦り付けるだけ。
こういう道具は、多少使い込んだ感じがある方が好きなんですよね。
ワックスを塗ってヒートガンで溶かす

全体にワックスを塗り込んでいきます。
塗り終わったら、ヒートガンで温めてワックスを溶かし、生地になじませます。
家庭用のドライヤーでもワックスを温めて溶かすことはできます。
あとは、ワックスを塗って温める作業の繰り返し。
自分が納得できるところまで続けていきます。
ただし、ヒートガンはかなり高温になるため、近づけすぎたり、同じ場所を温め続けたりしないように注意が必要です。
僕は多少の塗りムラは気にしませんが、生地を傷めてしまっては意味がありませんからね。
定期的にワックスを塗り直す
グリーンランドワックスを塗ると、防水スプレーを使わなくても、ある程度は水を弾くようになります。
もちろん、ゴアテックスのような防水性が得られるわけではありません。
それでも、朝露で濡れた草や藪の中を歩くときには、この撥水性がありがたいところ。
ワックスは使っているうちに徐々に落ちていきますし、洗えばさらに落ちてしまいます。
だから僕は、年に2回ほど塗り直しています。
手入れにそれほど手間がかかるわけでもないので、今ではすっかり恒例の作業になりました。
それに、こうして手入れを繰り返すのが結構好きだったりします。
5年使った秀岳荘のロングスパッツ

5年ほど登山や狩猟で使っていますが、まだまだ使えそうです。
写真を見ると分かるように、綿布には擦れた跡や色の変化がたくさんあります。
新品のときとはずいぶん違う姿になりました。
でも、僕はこういう使い込んだ道具が好きなんですよね。
丈夫な綿布なので、もし破れてしまっても補修しながら使っていけます。
軽くて防水性の高いゲーターも便利ですが、このスパッツには、それとは違った良さがあります。
まとめ|これからも手入れしながら使っていきたい
今回は、5年ほど使っている秀岳荘のロングスパッツに、いつものグリーンランドワックスを塗り直しました。
年に2回ほど続けている手入れですが、おかげで今でも気に入って使っています。
ワックスを塗ったからといって、完全防水になるわけではありません。
それでも、朝露などで濡れるのを少しでも抑えられるので、僕にとっては欠かせない手入れです。
ワックスを塗って、温めて、また塗る。
ただそれだけですが、こうして道具の手入れをしている時間も嫌いではありません。
猟期が始まるまでもう少し。
スパッツにワックスを塗りながら、この先も何年使えるだろうかと考えていました。
この先10年、いや、もっと長く使えるかもしれません。
破れたら直して、ワックスが落ちたらまた塗る。
そんなことを繰り返しながら、これからも山へ持っていこうと思います。
