銃猟初心者におすすめの猟銃|モスバーグ500コンボの実体験レビュー

モスバーグ500を膝に置いて休憩

今回の話は、これから狩猟(銃猟)を始めたい方や、最初は1挺しか所持できないという方におすすめしたい猟銃の話です。

本来であれば用途に合った猟銃を揃えるのが一番良いと思います。

ただ、全員が全員それができるわけではありません。

そこで今回は、1挺である程度なんでもこなせるモスバーグ500コンボを紹介したいと思います。

とは言っても、自分はまだ銃猟3年目。

おすすめしたいと言いつつ、ベテランハンターのような知識や経験があるわけではありません。

それでもクレー射撃、静的射撃、鳥猟、大物猟までモスバーグ500コンボ1挺(交換銃身あり)でこなしてきました。

今回はそんな実体験をもとにレビューしていこうと思います。

モスバーグ500コンボ(12番)の販売価格は198,000円。

鉄砲店によっては値引きされていることもあり、新銃としては比較的手の届きやすい価格帯です。

これも初心者へおすすめしやすいポイントの一つだと思います。

目次

モスバーグ500コンボ(12番)

モスバーグ500のスコープ取り付け

本当は最初の1挺なら、上下二連のフィールド銃や自動銃の方が無難なのかもしれません。

それでも自分はモスバーグ500コンボで特に不便を感じることなく、鳥猟から大物猟まで楽しむことができました。

そのため、「最初は1挺しか持てない」という方には十分おすすめできる猟銃だと思っています。

もちろんスライドアクション(レピーター)が好みであることが前提です。

スライドアクションが好きではない方には最初から候補にならないと思いますが、好きな人にはたまらない操作感があります。

モスバーグ500コンボには、28インチの交換チョーク式リブ銃身と、カンチレバー付き24インチスラッグ銃身が付属しています。

さらにスコープや交換チョークも付属しているため、とりあえずこれ1セットあればクレー射撃から狩猟まで幅広く楽しむことができます。

そして何より魅力なのが価格です。

販売価格は198,000円。

もちろん中古銃まで視野に入れれば選択肢はたくさんありますが、新銃しか考えていない方にとってはかなり魅力的な価格だと思います。

ちなみに自分のモスバーグ500はマグプル製のストックとフォアエンドへ交換しているため、購入時のノーマル状態とは見た目が異なります。

画像のモスバーグ500は純正状態ではありませんので、その点はご了承ください。

クレー射撃もまあまあイケる

モスバーグ500とクレーの射撃場

チョーク交換式のリブ銃身のおかげで、クレー射撃も十分楽しむことができます。

スキート、トラップ共に問題なく使用でき、自分も練習や大会で使っていました。

ベントの関係上、狙い方は皿そのものを撃つようなイメージになりますが、慣れてしまえば特に不自由は感じません。

スキートではスライドアクションの操作に慣れた後、Jルールで最高20枚まで撃つことができました。

また、トラップもJルールやフィールド射撃の5mダブル、10mシングルなどで7割程度は当てることができています。

もちろんクレー射撃専用銃と比べれば不利な部分はありますが、狩猟用として考えれば十分な性能だと思います。

フロントレストでの50m静的射撃

ライト光機のスコープでの射撃

ベンチレストでの50m静的射撃です。

使用した弾はレッドバードフィールド、スコープはライト光機の1-6×24mm。

正直なところ、もっと散ると思っていましたが、思った以上によくまとまりました。

その後、レッドバードターゲットも試してみましたが、自分のモスバーグ500ではフィールドよりターゲットの方が良い結果でした。

もちろんライフルのような精度を期待するものではありませんが、50mでのスラッグ射撃なら十分実用的な精度だと思います。

モスバーグ500のリブリブ銃身で撃った的

こちらは立射での結果です。

自分の腕がまだまだなので、それほど良いグルーピングではありませんが、もっと上手な方ならさらにまとまると思います。

また、撃っていて気付いたのですが、銃身を十分に冷やさず連続して撃つと着弾が徐々に上へ移動していきました。

同じ場所を狙っていても着弾点が変わってくるので、ゼロインやグルーピング確認をする時は銃身を冷ましながら撃った方が良さそうです。

スコープでの射撃

こちらは猟期前の最後の練習で撃った時のグルーピングです。

たしかレミントンのRXP-S RSだったと思います。

周りからは「レッドバードの方がまとまるよ」と言われていましたが、一度試してみたくて10発だけ購入して撃ってみました。

結果としては思っていたよりも良くまとまりました。

こんな感じで、モスバーグ500コンボでも50mのスラッグ射撃なら十分実用的な精度が出ています。

100mでも50発ほど撃ってみましたが、自分の腕では鹿のバイタルエリアを狙ってどうにかというレベルでした。

もちろんもっと上手な方なら違う結果になると思いますが、自分としては50m前後が一番安心して撃てる距離だと感じています。

実際に狩猟に使ってみて

リブ銃身では鴨猟に行ったり、山の中でヒヨドリを狙ったりと問題なく使うことができました。

特に鴨猟では3発装填できることも強みだと思います。

また、去年の猟期からは大物猟(単独忍び猟)でも使用しました。

モスバーグ500で13回出猟し、結果として5頭の鹿を獲ることができています。

内訳としては、日当たりの良い斜面で寝ている鹿を双眼鏡で見つけて2頭。

日の出前に山へ入り、尾根で待ち猟をして2頭。

そして移動中に見つかって走り始めた鹿を1頭です。

狩猟メモを見返してみると、寝ている鹿を撃った時はスコープを6倍、待ち猟で上ってくる鹿を撃った時は1倍で使用していました。

普段は1倍に合わせて歩いているため、突然飛び出した鹿や走り出した鹿にも対応しやすかったです。

また、スライドアクション(レピーター)は突然現れた獲物にも対処しやすいと感じました。

薬室へ装填した後、スライド操作と銃を構える動作を同時に行えるためです。

もちろん遭遇回数が少ないので断言はできませんが、初めての大物猟でも特に不便を感じることはありませんでした。

付属のスコープって使えるの?

ここまで読んでくださった方は思っていることでしょう。

「セットでスコープ付きなのがお得と言っておきながら、付属のスコープを使ってないじゃないか」と(笑)

そうなんです。

自分はモスバーグ500コンボに付属していたスコープは使わず、最初からライト光機の1-6×24mmを使用していました。

なぜかというと、猟期前の下見で山へ入る時に付属スコープを単眼鏡代わりに持って行き、色々な場所を覗いてみたからです。

その時に感じたのが、「1倍がないのは思った以上に使いにくそう」ということでした。

覗けば常に2.5倍ですし、曇りの日の杉林では少し暗く感じました。

特に忍び猟や待ち猟を考えると、自分には1倍から使える低倍率スコープの方が合っていると思ったんです。

とは言っても、付属スコープがまったく使えないというわけではありません。

スコープやドットサイトを別で購入する予算がない方であれば、とりあえず使ってみるのも十分アリだと思います。

もちろん初期不良などがなければですが(笑)

モスバーグ500コンボは初心者にもおすすめ

もし今、「最初の1挺を何にするか」で悩んでいるなら、モスバーグ500コンボは選択肢の一つとして十分アリだと思います。

ちなみに、ここまでおすすめしておいて何ですが、追加申請中のミロク2700Dが所持できたらモスバーグ500は手放す予定です。

自分は昔からウッドストックの猟銃が好きなんですよね。

それでも、クレー射撃から鳥猟、大物猟まで幅広く活躍してくれたのは間違いありません。

初めての猟銃としては、本当に良い選択だったと思っています。

それまでに、もう少しモスバーグ500のことを書けたらなと思っています。

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