前回は時間が足りず、MSS-20の50mゼロイン調整だけで終わってしまいました。
本当は100mでの射撃や立射も試したかったのですが、そこまでは手が回らず……。
今回はその続きとして、100mのレスト射撃と50mの立射を練習してきました。
使用する弾は、前回と同じレッドバードのターゲットスラッグ。スコープも変わらず、ライト光機の1-6×24です。
MSS-20は50mでもかなり良い結果だったので、100mではどのくらいまとまるのか気になっていました。
前回のゼロイン調整については、こちらの記事にまとめています。
▶ MSS-20を50mでゼロイン調整|よく中る銃だなと実感した一日
MSS-20で100mのレスト射撃

まずは、前回試せなかった100mから。
今回も、前回のゼロイン調整で使ったシューティングレストを使用しました。
100mでの射撃は、実際の狩猟を想定した練習というより、MSS-20がどのくらいまとまるのかを確認するのが目的です。

使用したのはレッドバードのターゲットスラッグ。
今回は100mの標的に10発撃ちました。
100mで10発撃った結果

1発目はいつもどおり、スコープのレティクルの中心を標的の真ん中に合わせて撃ちました。
着弾したのは一番下の5点付近。
その後は狙う位置を変えてみると、比較的中心付近に着弾するようになりました。
標的を見ると、右側に外れた弾もありますが、それ以外は思っていた以上にまとまっています。
特に驚いたのは、左右へのばらつきが少なく感じられたこと。
これまで使ってきた2700Dやモスバーグ500でも、100mのレスト射撃なら標的に当てることはできました。
ただ、今回のMSS-20はそれらと比べても、明らかにまとまりが良いと感じます。
何発かに1発、右側へ外してしまうのが気になるところですが、これは僕の撃ち方にも原因があるのかもしれません。
もちろん、途中で狙う位置を変えているので、この10発だけで正確な集弾性を比較できるわけではありません。
それでも、100mでこれだけまとまってくれるとは思っていませんでした。
いろいろな方がMSS-20を「よく中る猟銃」と言っている理由が、少し分かった気がします。
実際の狩猟では、ここまでしっかり固定して撃てるわけではありません。
だから、今回の結果だけで100m先の獲物を安心して狙えるとは思っていませんが、少なくとも銃そのものには十分な可能性を感じました。
50mの立射で感じたMSS-20の構えやすさ

100mの射撃を終え、銃身を十分に冷ましてから、今度は50mの立射です。
立射でまず感じたのは、MSS-20の構えやすさでした。
これまで使ってきた2700Dと比べると、僕にはMSS-20の方が重量バランスが合っているようで、構えたときのブレが少なく感じます。
とにかく撃ちやすい。
僕は呼吸を吐いて止めてから、5秒以内に撃つようにしていますが、今まで所持してきた猟銃の中でもMSS-20が一番安定しているように思います。
そして今回、最初の6発が中心付近にまとまりました。
立射でここまでまとまったのは、僕にとって過去最高の結果です。
正直、ちょっと驚きました。
ところが、その後の弾は右側へ……。
最後まで同じように撃てれば良かったのですが、そう簡単にはいきませんね。
それでも、最初の6発がまとまってくれたことは素直に嬉しかったです。
前回のゼロイン調整でも感じましたが、MSS-20は本当によく中る猟銃だと思います。
少なくとも、今回のように自分が外したと感じる場面では、銃のせいにする気にはなれません。
あとは僕自身が、もっと安定して撃てるようになることですね。
MSS-20を100mと50mで撃ってみて
今回の練習で、MSS-20への印象がさらに良くなりました。
100mのレスト射撃では、これまで使ってきた猟銃とのまとまり方の違いを感じられたし、50mの立射でも自分としては過去最高の結果が出ました。
これだけ中る銃なら、もっと練習したくなります。
ただし、実際の狩猟で使うことを考えると、少し気になるところもあります。
それが銃の長さです。
これまで山へ持って入っていた2700Dは全長が短く、忍び猟でも比較的取り回しやすい猟銃でした。
一方、MSS-20は銃身が長く、全長もかなり違います。
射撃場では構えやすく感じても、木や枝の多い山の中を歩くとなると、また話は別。
慣れるまでは少し苦労するかもしれません。
それでも、実際に撃ってみた今は、早く山でも使ってみたいという気持ちの方が大きいかな。
猟期までもう少し。
今年はMSS-20を持って山へ入るのが、今から楽しみです。