記事のタイトルに「鹿10頭」とありますが、実際に私一人で解体したのは5頭で、残りの5頭は巻き狩りで仲間と一緒に解体したものです。この記事は、その合計10頭で使った感想になります。
ベンチメイド 15002-1 サドル・マウンテン スキナー

去年購入したベンチメイド 15002-1 サドル・マウンテン スキナー。止め差し用のナイフ以外でここまで高額なナイフを購入したのは初めてだと思う。元々はラブレスのセミスキナー系のナイフが好きなんだけど、このナイフは画像で見た瞬間にこの形と刃長は絶対に使いやすいと思って毎月5000円ずつナイフ貯金を続けて猟期前に買いました。
ベンチメイド 15002-1 サドル・マウンテン スキナーの仕様
ベンチメイド15002-1の主な仕様は以下になります。
製造国:アメリカ
全長:約221mm
刃長:約107mm
刃厚:約3mm
ハンドル厚:約17mm
重量:約122g
鋼材:CPM-S90V(硬度59〜61HRC)
ハンドル素材:リッチライト / オレンジG10
シース付属
用途:ハンティング

刃長:約107mmhモーラナイフのコンパニオンに近い。自分は4インチのセミスキナー、それとモーラナイフのコンパニオンを使っていてあのサイズ感がかなり好きなので少しだけ長いこの刃長:約107mmはしっくりくるだろうなと思っていました。実際に使ってみるとモーラナイフと変わらない取り回しで使えます。

ジンピングは2か所にあります。自分的には特になくても問題ないけど、この上の部分のジンピングの位置は良いなと思いました。人差し指を伸ばして使うことが多いんですが、自然とこの部分に指が乗ります。

グリップ部分はこのようなデザインになっている。滑りにくいようにデザインしてあるのかな。実際に解体時に指が良い感じにかかって悪くない。使えば使うほど良さが分かってくる。
解体に使ってみて
これ一本で解体した時の感想はスキナーと言う名前は付いているけど万能な解体ユーティリティーナイフでしょうか。刃長もあるので肛門周りの切り取りもやりやすく、前後の足、背ロース、顎下からタンを取ったりとやり易かったです。普段はナイフを何本かで使い分けるけど一本しか持っていけないのであればこのナイフかな?そう思えるナイフでした。
刃持ち

まず最初に言っておくと使っているナイフがモーラナイフのステンレス、カーボンだったり、AUS-8や440Cとの比較になるし、自分は雑な使い方なので刃持ちについてはあまり参考にならないかもしれません。その事を前提で個人的な感想で書かせてもらいます。
S90Vと言う鋼材。とにかく良く切れて刃持ちが良いと感じました。猪と違って鹿なのでどんなナイフでも最後までそれなりの切れ味のまま解体は出来るけど、この鋼材は最初から最後まで良く切れる。
S90Vは研ぎにくい?
硬度の高い鋼材だから研ぎにくいのかな?と思っていたけど刃の黒幕の砥石で研ぐことができました。AUS-8のナイフと比べたらかなり時間はかかりますが。※後日、キング砥石の方で研いだら結構時間がかかりました・・・。これは自分の研ぎ技術の問題もあるかもしれませんね。
ハンドル材が外せる

マウンテンスキナーはエキポシ接着剤で接着されてないのでこのようにハンドルをすべて外すことが出来ます。オレンジ色のスペーサーにリッチライトと言う素材のハンドル材が外せることで中までしっかり洗うことが出来るのが良いですね。

ハンドル材を外すとナイフの方に少し錆が出ていました。血の混ざった水とかが走ったせいかな。エキポシ接着剤で固定されていない分、水とかが入りやすいんだと思う。オレンジのスペーサーは洗う前は若干、鹿の臭いがしました・・・(笑)

取り付けのネジ部分にはネジロックが塗布してあったので組み立てる時に自分でも低強度のネジロックを塗布しておきました。
僕自身が沢山獲れるような腕利きの猟師ではないので参考になるような事はあまり書けなかったけど次の猟期にはもっと活躍してくれる万能なナイフ。そう思えるナイフでした。
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